
アヴェニューセルクリニックは第二種再生医療等提供計画番号を取得しています。
問診、触診、MRI画像診断にて以下のことを確認します。感染症などの血液検査を行います。
- 症状の原因を特定するために、以下のことを確認します。
問診
触診
MRI画像(提携クリニックなど)
へその中に約5mm皮膚を切開し、米粒1~2個ほどの脂肪を採取します。術後、この傷はほとんど目立たず、痛みもほぼありません。採取自体は短時間で終了し、抜糸の必要はありません。また、同日に培養の行程に必要な血液を採取します。
*若干の内出血を来すことがありますので、当日の長風呂や過激な運動はお控えください。
組織採取後すぐに、CPC内にて細胞培養を開始し、治療に必要な数まで増やします。全行程はCPC内にて行われ約3-4週間の期間を要します。
*患者様によって若干前後しますのでこの時点では投与日は確定できません。
*培養過程で異常が認められた場合は培養を中止することがあります。
関節修復に必要な注入トレーニング
細胞治療ではトレーニングが重要になります。注入前トレーニングでは、細胞が効果を発揮するために必要な下地を作っていきます。細胞を注入していない時点でも、適切なトレーニングを行うことで関節の修復力は向上します。細胞培養開始約2週間後のある段階で残りの培養に必要な期間が確定します。ここで投与日(治療日)をご相談の上、確定させて頂きます。細胞投与を最適な条件で行うために、一度確定された投与日(治療日)は原則として途中変更できません。
確定させて頂いた日時に治療を行います。注入時には必要に応じて局所注射麻酔を行います。また細胞注入後、細胞を定着させるために10分程度安静にして頂きます。2回目の投与をお考えの方は2回目の培養に必要な血液を採取致します。
術後まれに腫れることがありますが、ほとんどの場合程度は大きくありません。念のために消炎鎮痛剤を少量お渡しします。術後1ヶ月ほどでご来院頂き、治療効果を判定いたします。提携機関にてMRIなどを撮影して頂くこともあります。
*若干の内出血を来すことがありますので、当日の長風呂や過激な運動はお控えください。
関節修復に必要な治療後トレーニング
関節内に入った細胞は、外部からの刺激がないと反応をしません。そのため、関節を適切に動かすことで、関節内に入れた細胞が正しく修復を行えるようにする必要があります。また、修復途中では、安静にし過ぎると関節が硬くなる傾向があります。関節が硬くならないようにするためにも、適切なトレーニングを行う必要があります。トレーニングは細胞注入をした当日から行っていただく必要があります。複数回の治療で使用できる数まで細胞を培養しておくことで、待ち時間なく治療を繰り返していくことも可能です。変形の程度が強い場合には、細胞を複数回注入する必要が生じることもあります。また治療によって強い関節になる訳ではないので、一度修復した関節に負担をかけ過ぎれば、また変形してしまいます。その場合は細胞治療を追加することも可能です。