アヴェニューセルクリニックでは最先端の再生医療、足のむくみの日帰り治療を受けることができます

再生医療
細胞加工施設届出済 第二種再生医療等提供計画提出済

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アヴェニューセルクリニックは第二種再生医療等提供計画番号を取得しています。

当院は再生医療等安全性確保法のもと、ご自身の幹細胞を用いて細胞治療を行うクリニックです。

細胞培養とは

細胞培養とは身体を構成する細胞を取り出して人工的な容器の中で生かしておく作業です。アヴェニューセルクリニックでは患者様の組織から細胞を取り出し細胞培養を行い、細胞数を増やした後に患者様の身体に戻します。

  • 無菌操作可能な設備
  • 細胞に適した温度、湿度を保つ設備
  • 細胞を育てるのに必要な培地(培養液)や薬剤を保管する設備
  • 細胞を凍結保存する設備
  • 細胞観察をし、記録する設備
  • 各種の細胞検査を行う設備

アヴェニューセルクリニックにはそれらを備えた細胞培養加工室(CPC:Cell Processing Center)が併設されています。ここは当クリニックにおける再生医療の心臓部といえます。

CPC内部
実際の細胞培養風景
手術室において患者様から採取した組織を即座に隣接するCPCに移送します。業者に委託することが無いため非常に新鮮な状態で細胞培養作業に取りかかることができます。細胞培養に必要なものは患者様の脂肪、そして培養に必要な患者様の血液です。アヴェニューセルクリニックでは動物由来の血清は一切使用しません。

▲ 細胞培養イメージ

専任の培養士が患者様の細胞を育てます

 CPCでは専任の培養士が患者様の細胞を育てます。細胞培養と言っても段階に応じて多くの作業があります。また患者様によって細胞の増殖具合や形態も様々です。細胞はまさに患者様そのものですので毎日観察を行い、入院患者様のようにカルテに記録を残します。当クリニックでは培養士と医師が最初から最後まで責任を持って観察および培養、最終的な細胞検査までを行います。ここも細胞加工業者に細胞のみ委託するのとは大きく異なります。

 非常に少量の組織から、約3週間から1ヶ月の時間をかけて最終的には数千万から2億程度の間葉系幹細胞を培養します。細胞数が多ければ多いほどいいというものではありません。細胞数が多すぎると細胞密度が大きくなりすぎて、むしろ細胞の質は低下します。もちろん少なすぎることは細胞の発育が悪いと言うことですのでこれもいいことではありません。治療や体格より計算し、最適な細胞数を培養し治療に用います。
 万が一培養の途中で細胞に異常が見られた場合などは、その細胞を患者様の治療に使用することはできないため培養をいったん中止します。この場合はもう一度組織を採取する必要があることもあります。しかし、細胞培養に妥協は許されないため予めご了承ください。
3D培養基材
3D培養基材
間葉系幹細胞が増殖してきている
間葉系幹細胞が増殖してきている
培養開始から約3週間後
培養開始から約3週間後