辛川領医師の論文が発表されました
土曜日のリンパ浮腫外来手術を担当している辛川領医師の論文が発行されました。
“Supermicrosurgical Suture-Stent Technique for A Lymphaticovenular Bypass”
https://www.mdpi.com/2077-0383/10/12/2595
リンパ管静脈吻合(LVA)に関して、今まで発表されたことのない新たな吻合方法の提言に関する原著論文です。LVAではリンパ管造影検査やエコー検査などの術前検査も重要ですが、長期的に開存する効果のある治療のために、安全で確実な吻合方法それ自体も非常に重要になってきます。1mm以下で様々なコンディションの細いリンパ管を縫う手術手技というのは、とても難しく日々改良を重ねています。
当院では日帰りで行うリンパ管静脈吻合術(LVA)に力を入れています。詳細については手術のページをご覧下さい。
(辛川領)